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1964年7月には、初の主演映画『A Hard Day's Night』が完成。試写会にはマーガレット王女なども出席した。 イギリスでの、映画の一般公開は8月2日。 映画のサントラ盤ともいえる、アルバム『A Hard Day's Night』は、7月18日に『メロディメーカー』紙で1位で初登場し以後21週間トップの座を保つ。 この映画は、当時のビートルズのライブ・ツアーの様子が、ドキュメント・タッチで描かれており、ビートルズの魅力を存分に世界中に知らしめることとなった。 ビートルズがツアーに出かける先々の世界中のビートル・マニアは、映画を再現するかのように、ますます彼らに熱狂していくことになるのである。 余談であるが…この頃ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人は新居を各自購入した(^^; 新アルバムを引っ提げて、ビートルズは再びアメリカへ上陸する。今回は8月19日から9月20日の1ヶ月にもおよぶ、長期のアメリカ・カナダ公演である。全行程22,441マイル、飛行時間60時間20分、24都市で、延べ31回の猛烈な公演旅行であった。アメリカ中にビートル・マニアが誕生した歴史的なツアーともなった。 バンクーバー公演では、あまりのファンの熱狂で、ショウが二度も中断されるというハプニングもあった。 アメリカ公演から帰るとまもなく、10月9日から11月10日までの一ヶ月間、スコットランドを除くイギリス全土で27回の長期公演を行う。 64年の後半は、地元を離れての世界ツアー活動等に明け暮れた。その為であろうか、年末のクリスマス商戦に向けて発売された通算4枚目のアルバム『Beatles For Sale』は、前アルバム『A Hard Day's Night』が全作オリジナル曲で占められていたのに対し、収録曲の半数が、カバー曲となっている。 しかし、収録されたオリジナル曲には、それまでの曲にはなかった変化が見られるものもある。 この曲風の変化は、アメリカでの長期ツアー最終日の終了後に、ビートルズのもとへ訪れた「ボブ・ディラン」の影響を受けたことが大きいと思われる。 ビートルズとディランは、夜が明けるまで一晩中会話が弾み、大盛り上がりで話し合っていたと言われている。 アルバム『Beatles For Sale』から、特にジョンの作品で心の内面を歌っているシュールな歌詩などに、ディランからの影響が徐々に見られてくるなど。。。この時期、ボブ・ディランに出合ったことは、その後のビートルズの生み出す音楽に、とっても大きな変化をもたらしていくことになる。 一方のボブ・ディランも、フォーク・ギターをエレキに持ち替えるなど、ビートルズから受けた影響が大なり小なり見られてくることになる。 |
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