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1962年1月1日のデッカ・オーデションに失敗後のビートルズは、同年6月6日に、ロンドンのアビーロード・スタジオで、EMIのオーディションを受ける。ジョージ・マーティンの前で6曲を演奏したビートルズは、見事にオーディションに合格する。。。しかしジョージ・マーティンは、ピート・ベストのドラムに難色を示し、ピートはバンドを脱退させられる。代わりに、ビートルズの下積み時代からの知り合いであったリンゴ・スターが、ドラムスとして新メンバーに加わることとなるのである。 リンゴを加えた新生ビートルズが、デビュー曲に決めた「LOVE ME DO」は、17テイクも録りなおされた。 「LOVE ME DO」は、リンゴのドラムのバージョンと、ピートを交代させたにもかかわらず…まだドラムに不安を持っていたプロデューサーのジョージ・マーティンが、あらかじめ待機させておいたセッション・ドラマーのアンディー・ホワイトのドラムのバージョンの二種類が録音された。 結局、シングル盤にプレスされたものは、リンゴの叩いたドラム・バージョンの方であった。 10月5日、ビートルズの記念すべきファース・トシングル「LOVE ME DO/P.S. I LOVE YOU」が発売される。「LOVE ME DO/P.S. I LOVE YOU」は、1963年1月5日付けの『メロディ・メーカー』紙のシングルチャートで21位にまで上昇したが、この結果に満足するものは誰もいなかった。 1962年は、ビートルズがレコードデビューを果たした記念すべき年であるが、まだまだこの1962年は嵐の前の静けさ的な年でもある。 翌年の1963年には、一気にビートルズ旋風がイギリス全土およびヨーロッパを一挙に覆いつくしていくこととなるのである。 |
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